令和3年度の大会は、終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、開催をご支援いただきました皆様、ありがとうございました。
※スマートフォンアプリ「UDトーク」を使った字幕配信がご案内できるようになりました。「字幕配信」のページをご覧ください。
「人生会議」って知っちゅう?
開催趣旨
みなさん、ご自分の将来でいよいよとなったら、どのような最期を迎えたいか、考えたことがありますか?
人生の最期まであなたが自分らしく生きるための医療・介護などについて考え、家族や信頼できる人と話合いをしていくことを「人生会議」と言います。
今回の大会では、「人生会議」について、まずは知り、理解を深めるところから始めます。そして住民一人ひとりが、自分や家族、大切な人の人生やもしもの時のことを考え、話し合える地域になること、今を大切に最期まで自分らしく生きることを支援できる地域となることを超本気で考えます。
高知家には、先進的に終活などを含めてさまざまな内容で、自分らしく生きることに取り組んでいる地域もあります。この大会に参加し学び合う中で、きっと「うちんくの人生会議はこうしたい」という思いが生まれるはずです!
医療・介護・福祉関係者に留まらず、多くの住民のみなさんにも参加していただき、元気なうちから家族や親しい人と一緒に「人生会議」が当たり前となる高知家を目指して開催したいと思います。
スケジュール
オンライン開催(ZOOMを使用)
2021年11月14日(日)
11時半
ZOOM入室可能
ZOOMの会場に入室できます
12時
開会挨拶
宮本 寛(第53回高知県リハビリテーション研究大会長)
12時5分
講演「ACP(人生会議)―人生の最終段階における医療・ケアの意思決定支援」
東京大学大学院人文社会系研究科
死生学・応用倫理センター 上廣講座 会田薫子 氏
14時20分
パネルディスカッション
「良いとこどり‐各地域や団体の実践例に学ぶ‐」
〇コーディネーター 福島とみお 氏(脳卒中リハビリ研究所)
〇パネラー
・土佐町 地域包括支援センター 保健師 田岡友香 氏、とんからりんの家 代表 筒井京野 氏
・仁淀川町フレイルサポーター 山中喜郎 氏、山中あや 氏
・中芸地域 中芸de「生きたい」を応援する会
・安芸市地域包括支援センターひまわり 保健師 小松直美 氏
・高知県医師会 常任理事 北村龍彦 氏
・高知県健康政策部在宅療養推進課長 都築一元 氏
〇アドバイザー 会田薫子 氏
16時20分
閉会挨拶
坂本久美(第53回高知県リハビリテーション研究大会実行委員長)
≪会田薫子(あいた かおるこ) 氏 プロフィール≫
<略歴>
東京大学大学院医学系研究科 健康科学専攻博士課程修了 博士(保健学)
ハーバード大学メディカル・スクール医療倫理プログラム フェロー(フルブライト留学)、東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授を経て、現在、同講座特任教授
<専門>
臨床倫理学、臨床死生学、医療社会学.
<研究分野>
エンドオブライフ・ケア、延命医療、高齢者医療とケア、脳死、臓器移植など
≪地域リハビリテーションとは≫
障害のある子供や成人・高齢者とその家族が、住み慣れたところで、一生安全に、その人らしくいきいきとした生活ができるよう、保健 ・医療・福祉・介護及び地域住民を含め生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行なう活動のすべてを言う。(「日本リハビリテーション病院・施設協会」の定義より)